2019年11月01日

妖怪アパートの幽雅な日常

妖怪アパートの幽雅な日常
ファンタジー小説
著者 香月日輪(こうづき ひのわ)
2013年8月
巻数全11巻(本編10巻、外伝1巻)

この作品は小説と漫画がありテレビでもアニメ化されました
あらすじは書きを参照してください
面白かったのは、主人公の稲葉夕士がやや暗い性格だったのが
妖怪アパートの住民たちのおおらかさと深い愛に触れて
彼が自信を持った大人に成長していく様をユーモアたっぷりに
時にはシリアスに描いているところです
親友の長谷泉貴はこんな親友がいたらと、誰もが欲しがる親友そのものです
大金持ちの息子であり、悪びれることなく、それを武器に自分の夢に付き進む
環境の違う二人がすねたりひがむことなく
お互いを信じ個性を認めた交友は羨ましい限りです
妖怪アパートの住民には人間もお化けも幽霊もいます
そして、それぞれに人生があり、それをまざまざと見て稲葉夕士が成長していきます
住民の葉転校に振り回される稲葉夕士の姿がとても愉快です
友情や信頼はこうやってつむんで行くのだと教えてくれた気がします
是非、多くの人に読んでもらいたい作品です
最後に作者の香月日輪さんは
2014年12月19日51歳 病気で亡くなられています
身感性の小説もあり、とても残念です

あらすじ
妖怪アパートの幽雅な日常 - Wikipediaから引用
稲葉夕士は中学一年生の時に
両親を交通事故で亡くしてから
身を寄せていた伯父夫婦の元を離れ、
学生寮つきの高校に進学する。
ところが、入居予定の寮舎が火事で全焼したため、行き場をなくしてしまう。
夕士は、不思議な声に誘われて訪れた不動産屋で、
格安のアパート寿荘(ことぶきそう)を紹介され、入居する。
そのアパートは霊能力者や古物商など癖の強い人間たちに混ざって
妖怪・幽霊の類いが暮らす、妖怪アパートだった。
夕士は当初戸惑っていたものの、住人たちとふれあううち、居心地の良さを感じるようなる。
学生寮が再建され、夕士はアパートを出て引っ越しするが、
他人行儀な寮生同士の関係などに違和感を覚え、考えた末に妖怪アパートへ舞い戻る。
再びはじまったアパート生活で、夕士はひょんなことから
魔道書「小(プチ)ヒエロゾコン」の持ち主となり、様々な出来事に出会う。
posted by heart at 17:48| Comment(0) | 日記